WinMX IM Checker



WinMX IM Checker Version 1.3.0 (2001/11/16)

(↓以下、"Readme.txt"のコピーです)

【概要】
「WinMXのIMは、届いても音が鳴らない!これは困る!」
ということでVBで作ってみたアプリです。

原理はタスクトレイのアイコン部分をキャプチャして、
アイコンが変わっていたら音を鳴らす、という
原始的というか力業というか・・・そんな感じのものです。


【製作環境】
Windows2000。他のOSでの動作は未確認です。
VB6のランタイムが必要です。(MCI32.OCXくらい?)


【操作】
IM Checkerを起動すると、いきなりWinMXのアイコンを探し始めます。
ピクチャーボックスにWinMXのアイコンが表示され、
その横にその座標が正しく表示されていれば正しく動作していると思います。

・正しく動作しない場合(ときどき「Seraching」と表示される)
アイコンを探索する範囲を設定しなおしてみてください。

「Change Region」を押すと範囲設定するモードに入り、
背景を透過する(枠しか見えない)ウィンドウが生成されます。
IM Checkerはこの枠に囲まれた範囲からWinMXのアイコンを探します。

操作は、
 枠内のドラッグ   → 移動
 枠のドラッグ    → 高さ、幅等の変更(+背景の透過)
 枠内をダブルクリック→ 背景の透過
という感じです。実際使ってみたほうがわかりやすいでしょう。

発見しづらかったら「show」を何度か押してください。目立ちます。
「Default」を押すと、Windows98/NT系のタスクトレイデフォルト位置である、
画面の右下部分を範囲選択します。
範囲を設定し終えたら「Save Region」で設定完了です。
再度アイコンを探し始めます。

「Alarm Interval」はサウンドを鳴らす間隔です。
ms単位で100以上、60000以下の数値しか指定できません。

「Alarm Count」は音を鳴らす回数です。
0以上を指定してください。(0にすると音は鳴りません)

「Resident」を押すと、タスクトレイにアイコンを表示して、ウィンドウを閉じます。
ウィンドウを復帰させる場合はタスクトレイアイコンをダブルクリックしてください。

「Close」でこのプログラムを終了です。右上のボタン押してもいいです。

alarm.wavを書き換えると、音を変えることができます。


【注意】
Ver 1.3.0から、アイコン位置取得の動作が重くなっている気がします。
マシンの負荷を減らすため、
WinMXの起動時でIMが到着していない時(アイコンが変わっていないとき)に
起動・「Save Region」・「Resident」を行うことをオススメします。


【履歴】
・βversion (2001/09/01)
 とりあえず作ってみた。

・Version 1.0 (2001/09/02)
 インターバル、アラーム回数を設定できるようにした。
 変なところを監視してるときに再検索できるようにした。
 インチキくさいアイコンをつけてみた。
 最小化できるようにした。

・Version 1.1 (2001/09/02 2nd)
 Check IntervalとAlarm Intervalを分けた。
 設定をWMX_IC.infに保存するようにした。
 時計が非表示でも使えるようになった。
 メッセージボックスで表示できるようになった。

・Version 1.1.1 (2001/09/02 3rd)
 バグとり。
 メッセージボックスが無意味だった(アクティブにならない・・・)ので削除。

・Version 1.2 (2001/09/03)
 Win98で動くように変更。(したつもり。・・・動作報告お願いします。)
 32*32のアイコンを作成。(相変わらずインチキくさい)
 テキストボックスに上限値を設定。

・Version 1.2.1(2001/09/03 2nd)
 Readmeの致命的かもしれないミスを修正。
 16bitColorの設定でも動くようにした。

・Version 1.2.2(2001/09/14)
 タスクトレイに背景があっても(グラデーションなど)使えるようになった(?)
 常駐できるようにしてみた。(メニュー等は無し)
 infファイルをiniファイルに名称変更。
 16*16のアイコン修正・タブの順序変えなど。

・Version 1.3.0(2001/11/16)
 アイコンを探索する範囲を指定できるようにしてみた。
 これでタスクバーが上にあっても横にあっても、
 二段になっていてもWinXPでも(?)動作するはずです。


【あとがき?】
きっと誰かがもっと良いものを作ってくれると思います。
あるいは、WinMX本体がそういう機能を備えるようになるでしょう。
それまでの間、お役に立てれば幸いです。

・・・と書いておいたんですが、もっと良いソフトが既にあります。

「CHIME」
http://noname.s5.xrea.com/

IM Checkerに比べ多機能ですので、こちらを使ったほうが良いのではないかと・・・。
(安定性に多少問題があるようですが、いずれ改善されるでしょうし・・・)

ということでIM Checkerは用済みっぽいですが、
要望があれば一応サポートは続けていくつもりです。