Jump to navigation
2004年 6月 01日 (火曜日)
- General on miau's blog?
昨日から客先常駐になってしまいました。
インターネットすら普通につかえない環境。
インターネット中毒というほどではないんですけど、この閉じた環境で新しい情報も入手できないのはさすがにつらいので
AH-F401U なんてものを買ってみました。
でもやっぱり 32k は遅い・・・。
一応客先ですし、趣味っぽい活動もかなり制限されます。
そんなわけでしばらくは読書感想文をちまちま上げる程度の更新しかできなそうです。
- TextEditor on miau's blog?
先日読んだ「達人プログラマー」に「テキストエディタを極めろ!手足の延長レベルで使えるようになれ!」みたいなことが書いてありまして。
それはまぁ尤もだと思いますし、自分でもそこそこ使いこなせているとは思っていたのですが・・・テキストエディタを選ぶポイントとして「どの環境でも使えること」というのも挙げられてまして。
私が現在愛用しているテキストエディタは
サクラエディタなので、たぶんこの条件は満たしてないわけで。とりあえず乗り換えも考えつつ色々なエディタを使ってみようと思います。Windows 限定のものからマルチプラットフォームなものまで。
そんな感じで1週間単位くらいでメインのテキストエディタを変えていってレビューをしていく予定です。
まぁネタ作り+テキストエディタマニアとしての教養も兼ねて。
2004年 6月 03日 (木曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
出版社
Amazon
www.securecoding.org(サポートページ)
一応教養ということで読んでみた。
概論→アーキテクチャ→設計→実装→運用→テスト という章立てになっているけど、どうも前半が退屈。
設計まわりの経験不足+Unix まわりの知識不足っていうのもありそうだけど、本書に寄せられた言葉〜まえがき 部分でかなり期待したのに、1章〜2章でいきなり理屈っぽく始まる構成がとっつきづらいのも原因かと。
でも後半に行くにつれ(個人的に)だんだん面白くなってきて、全体としては満足いく内容でした。感動ってほどではないけれど「ほー」と感心するような所もいくつかあったりして。
今のプロジェクトは社内システムっぽいからそれほどセキュリティは重要視されてないけど、Web システムとか作ることになったら一度読み直そう。紹介されていたテストツールなんかも機会があれば使ってみたいところ。
その他セキュリティ関連の書籍やらサイトやらの情報が結構充実してるのでこれも必見ぽい。
2004年 6月 07日 (月曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
出版社
Amazon(
初版)
最近ヤル気ないので読んでみました。
「管理者向けだけど管理者以外も読んでおくといいよ」的な評判でしたが、その通りでした。内容が面白いし、忙しいのに3日間くらいで読んでしまいましたよ。
いくつか気になったキーワードを。
・触媒
「達人プログラマー」にも出てきた言葉だけど、ここでもこの言葉が使われてた。この本では技術力はなくてもその人がいるだけで意思の疎通が良くなる〜みたいな人のことを呼んでるのでちょっと違うけど。技術力がないと思っている人もじっくり観察してみようと思いました。
・プログラミングコンテスト
本当に魅力的。職場環境を把握するため、という意味合いも含んでいたけれど、普通に結束を高める&やる気出させるだけでもいいような。というか普通に楽しそう。・・・本気で提案してみようか。
・ホーソン効果
人は何か新しいことをやろうとしたとき、それをよりよくやろうとする(→生産性も向上する)という効果のことらしい。今度新しい技法を使いたくなったらこれをネタにして説得できそう。ただ、あまり一度に色々新しいことやろうとするな、という注意もあったのでそのへん気をつけよう。
・自己防衛的な管理/裃を脱ぐ
部下に任せなさい、というお話。結構「この仕事はあいつには無理だな」みたいな上司が多いので。んなこと言ってないでちゃんと教育すべきだと思うんですが。
その他「こうなると、部下は会社を辞めてしまう」みたいな話でうんうん頷いたり。世の中には良いオフィスや魅力的な上司がある(いる)ものだなぁ、と羨ましくなったり。色々面白かったです。
ただ、オフィスの環境っていうのにはあまり興味ないかも。そんな広い個室とかで作業しなくても、集中できるもんでは。まぁ作業場所が分散してたり、極端に狭かったり、照明がやたら暗いのはやっぱダメだと思いますが。
2004年 6月 09日 (水曜日)
- TextEditor on miau's blog?
配布元
使用バージョン:r.1.12.3 Build 0
たまたま窓の杜で見かけたので、とりあえずこれから。
一週間ほど使ってみました。
○PL/SQL の支援機能(Oracle 使うのであれば SQLEditorXP はかなりよさげ)
○引用記号付き貼り付け、お気に入り等の支援機能あり
○比較機能
○追加コピー可
△SDI+タブ。サクラよりはわかりやすくていいかも。
△マクロの書式が低水準(キーイベントレベル)なので自分で書くのには向いていない
△awk 互換の正規表現検索/置換(後方参照なし)
△全置換が遅い
△行の桁数が大きいと動作がもたつく
とりあえず perl5 互換の正規表現置換/検索が使えないというのは致命的かと。メインのエディタとしてはちょっと力不足でしょう。
ただ、HTML タグの入力支援機能やら、細かいところでほかのエディタが備えてなさそうな機能を持っていますので、たまに利用すると便利かも。
# フォーマット等は今後適当に変更するかもしれません
2004年 6月 10日 (木曜日)
- General on miau's blog?
NP_ShowBlogs バージョン0.3 - xx.nakahara21.net
ようやく入れた。以前入れようとして挫折してたんだけど。
TrackBackプラグインの使い方 とかいうページに「新しいプラグインをインストール」を行い〜とか書いてあって。
そういう操作が必要なことを初めて知って。
で、インストールはできたけど、変更が思うように反映されない。
・・・と思ったら別のテンプレートいじってることに気づいて。
ま、そんなこんなで過去の記事が見やすくなりました。
Archives から見れば日付の昇順で表示されるからまとめ読みしやすいし。
そろそろ身内系の人々にも公開して色々ツッコんでもらいたいところ。
今週末あたり、書きかけの記事とかちゃんとまとめて URL 通知しますかね。
2004年 6月 13日 (日曜日)
- General on miau's blog?
最近知ったソート方法。
コムソート
とか読んだけど、なんでこれでソートされるのかさっぱり。
Sorting Algorithms Demo
見て、ようやく納得。
こういう風に可視化してくれると他の方法との比較とかわかりやすくていいなぁ。
でも Insersion Sort とかデータの持ち方変えるともっと速くなるからちょっと不公平なような。
いやまぁそういう目的のページでないのはわかるけど・・・。
あ。「このデータの持ち方では Quick Sort がかなり速い」ことを確認する意味ではいいのかも。
他にも O(NlogN) のアルゴリズムがいくつか存在するにも関わらず "Quick" の名を冠してるのは伊達じゃないということ・・・かなぁ。
- General on miau's blog?
Nucleus(JP)フォーラム
NP_LatestWritebacks
# 開発者のサイトじゃないけど、わかりやすいのでここにリンク
そういえば昨日入れていたんでした。
左の柱に最新のコメント&トラックバックが何件か表示される模様。
できれば各アイテムの末尾にコメント入れたいんだけど、やり方よくわからないのでまぁ無視。
やっぱ構造をちゃんと理解しないと使いにくいなぁ。いずれまじめに解析したいところ。
(解析ってほど大げさな作業にはならないと思いますが。)
・・・続けざまに Nucleus 使ってない大半の読者には関係ない話題ですみません。
いずれ再インストする時のためのメモだったり。
2004年 6月 14日 (月曜日)
- General on miau's blog?
身内の人々への公開(?)に向けて内容ちょこちょこいじってます。
というか「とりあえずアイテムだけ登録しておいて内容は後でちゃんと考えよう」みたいなやつをほったらかしすぎ。
やっぱ手を抜くと後で大変だ・・・。
2004年 6月 15日 (火曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
出版社
Amazon 初版
http://regex.info/(サポートページ)
「使えればいいや」レベルから「そこそこマスター」レベルになっておきたかったので読んでみました。
えー・・・確かにこれ読めば正規表現はマスター(知識レベルで。実践も必須)できるでしょう。
でも普通の人はここまで理解しなくても困らないと思います。
処理の時間が問題になったり、行いたい処理の正規表現が思い浮かばなくて行き詰まったような場合に読み始めれば十分ではないかと。
というかアルゴリズムとかそういうのが好きな人でないと読むの結構大変かもしれません。
一応導入部で「正規表現入門」っぽいのがあるけど、ある程度正規表現に慣れてから読み始めたほうがいいと思います。
以下雑然と感想を。
・誤記が結構ある。本文中の誤記くらいはいいけど、正規表現なんて一文字違うだけで結構悩んでしまうから、出版社とかで正誤表だけでも提供してほしいところ。
・今までは後方参照できない正規表現エンジンは低級なものとみなしてたけど、エンジンの種類が違うんだとわかると妙に納得。
・Perl とか .NET とか、色んな機能があって便利だとは思うけど、個人的に一番身近なエンジンは
BREGEXP なので、実はあまり役に立たない場面が多そう。
・とはいえ、たまに Perl でファイルを一括処理するのでそれは楽になりそう。というか、Perl もいいかげんにしか身に付けていないのでそっちの勉強にかなりなった。
- General on miau's blog?
オライリー・ジャパンのアンケートフォームで「詳説 正規表現〜」の誤植を指摘+「正誤表作ってください」的意見を送ろうと思ったのですが・・・なぜか送信できない。
なんだろー?と思ったら
208427 - [IE] URL に使用可能な文字数は最大 2,083 文字
これみたいで。
あー、懐かし。
っていうか制限文字数ってそんな少ないんだっけ。8,000 文字くらいかと思ってた。
にしても、こういうとこで GET メソッド使うなよと。
1時間くらい無駄にしたし。
これで blog のネタになってなかったらどうしようかと。
2004年 6月 16日 (水曜日)
- General on miau's blog?
今回「詳説 正規表現〜」を一週間くらいかけて読んでたわけですが。
後半を読むころになると、夢の中でも文字列処理とかやってました(笑)
じっくりこの手の技術書読むと、そういうことってありますよね?
GoF 読んでた頃もすべての物事をオブジェクトとして捕らえてしまうというやばい状態だったような。
でも今回「C++」とかいう文字見ても「強欲な量指定子(possesive quantifier)だ!」とか思わないのでまだまだ洗脳が足りないのかも。
2004年 6月 17日 (木曜日)
- TextEditor on miau's blog?
配布元
使用バージョン:2.0.23
以前使ったことあるのですが、改めて使ってみました。一週間ほど。
◎マクロ機能はイベントレベルのもの(低水準)と DMonkey を利用したもの(高水準)の2種類が使える。
DMonkey は色々できるのでマクロの幅が広いけど、別途インストールが必要なのはちょっと面倒
○perl5 互換(BREGEXP.dll)の正規表現検索/置換
○関数/クラスツリー
○タブ切り替え式。良し悪し。
○拡張性高い
△拡張子毎にエディタ設定する必要あり?
×印刷機能なし。今後も実装予定なし。
あと良し悪しがあるので何ともいえない部分としては
・矩形選択が Ctrl+B による切り替え式(貼り付けの動作にバグがあるような)
・ソートで使用する桁数を指定できる(各行の x byte 目から x byte 目でソート、のように)
・半角カナ→全角カナの変換で末尾のスペースを巻き込む。
・置換の動作がちょっと面倒(カーソル位置から/ファイル位置からをいちいち選択しないといけない)だけど、置換後も選択範囲が変わらないのは良いかも
という感じで印刷する場合は別途ソフトを入れておく必要がありますが、メインのエディタとしては十分な機能を備えています。
2004年 6月 18日 (金曜日)
- General on miau's blog?
JmEditor でのレビューで「タブ切り替え式は良し悪しがあるのでなんとも」的なことを書いたのでちょっと不思議に思う人もいるかと。
確かにタブ切り替え機能、普通は長所と見られることが多い(たぶん)けど、いくつか欠点もあるわけで。
1. 並置しにくい/(ものによっては)できない
1つのファイルを見ながら、別のファイルを編集したいこともあるわけで。そういう場合併置できないとちょっと不便です。
2. 複数のファイルが同一プロセスで動作する
例えば巨大なログファイルに対して全置換の処理を行うような場合、裏で別の作業やりたくてもできなかったりします。
3. 関連付けで起動したプロセスも MDI 親プロセスに統合される?
2. と同じことなのですが。
例えば、以下のような hoge.pl を作ったとします。
$filename = "hoge.txt";
open IN, "<$filename" or die "can't open $filename!: $!\n";
@lines = <IN>;
close IN;
# @lines に何らかの処理
open OUT, ">$filename" or die "can't open $filename!: $!\n";
print OUT @lines;
close OUT;
.txt が Notepad に関連付けられていると、
(1) Notepad で hoge.txt が開かれる
(2) hoge.txt を読み込んで加工したものを上書きする
(3) Notepad で処理後の hoge.txt が開かれる
となりますが、MDI タイプのエディタに関連付けられている場合、(1) の処理でプロセスが MDI の親ウィンドウに取られてしまい、ウェイトなしで (2) の処理に進んでしまうようです。(未検証)
ということで、上記のようなスクリプトを普段から使ってる人には馴染まないのではないかと。
でもタブ式も確かに魅力的なわけで。
すごいたぶちさん とか
Collector あたりがもっと使いやすければいいんですけどね。
2004年 6月 19日 (土曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
出版社
Amazon 初版
「銀の弾丸」で有名な本。(でも本の副題は「銀の弾」。語呂悪いな)
プロジェクト(特に大規模の)が破綻しないためにどうすればよいのか?というお話。初版から 20 年の間に作者が考えたことに関して記述も追加されてるのは、新装版ならでは。
かなりプロジェクトマネージャ向け。プログラマーレベルの人が読んでもすぐに実践できることは少ないような。将来のために読んでおいたほうがいい本ではあるんですが。
以下、雑然と感想を。
・先にピープルウェアを読んでしまったせいか、本書でひとつのポイントになっている「人月の神話」に関してはあまり感じるところがなかった。当たり前じゃん、みたいな。
・例として 30〜40 年前の開発事例が出てくるけど何のことかさっぱりなので、却って退屈になってしまう。(これはまぁ仕方ないけど)
・本のタイトルだけ知っている人はソフトウェア開発のすべての局面において「銀の弾丸はない=魔法のような解決策はない」と悲観的になったりしないかとちょっと心配。筆者自身も「高水準言語を使うことでプログラミングの生産性は5倍になることもある」と書いているし。
・翻訳がなんか変。文章にわかりにくい部分があるのもそうだけど、変なルビがふってあるのがすごく気になる。たとえば「実現」に「インプリメンテーション」とかルビがついてたりするんですが。
「実現(implementation)」とでも書けばいいものを。