miau's blog?

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2004年 8月 08日 (日曜日)

暗号技術入門−秘密の国のアリス

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N+I で 10% 割引購入しておいたんですが、ようやく読むことができました。

結城浩さんお得意の「わかりにくい概念をわかりやすく解説」本。
噂どおり、かなりわかりやすかったです。

私だけかもしれませんが、セキュリティ周りの技術って一度勉強しても結構忘れてしまいます。
でもその原因は結局正確に理解できていないところにあったようで。
実はこの本読むまで
・メッセージ認証コード
・デジタル署名
・証明書
あたりがごっちゃになってたんですが、これ読んでようやく理解できた気分です。

途中でクイズが入ってるのもポイント高いです。
やっぱ読者に頭使わせる構成のほうが理解が深まりますしね。

あと、サポートページから行ける「ギコ猫と暗号技術入門」もまとめとしていい感じ。
23:40:23 - miau - No comments - No Trackbacks - Permalink

2004年 8月 16日 (月曜日)

スーパーエンジニアへの道―技術リーダーシップの人間学

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「100 冊」に載っていたので、ワインバーグ本の取っ掛かりとしてとりあえず読んでみました。

邦訳のタイトルは「スーパーエンジニア」とありますが、そのタイトルからたぶん想像される技術的な内容ではなく、副題の「リーダーシップ」という単語が本書の内容を的確に表しています。(これは訳者の方も言ってます)

リーダーに必要なものとして
・動機づけ
・アイディア
・組織化
という3つを柱として挙げているのですが、説得力のある喩えや事例が盛りだくさんで色々納得させられます。

ちなみにここでいうリーダーというのは役職によるものと等価ではないので、人を従える立場でない人もぜひ。
ただ「不意に役職上リーダーになってしまった」という人が読むと得るところが多いでしょう。
各章の終わりに設問があるのですが、これはリーダーとしての経験を持っていたほうが効果高そうですし。
というか私は消化不良の部分も多かったので、実際そういうことになったら読み返そうと思ってます。

和訳はもう少しわかりやすく書けそうな気もしましたが、古い本ですしこんなものかなと。


主題からは逸れますが、気になった設問。(第二二章の七)
読者といっしょに働いている人々のうちから、技術的能力を増すようなことを教えてもらえる相手を三人挙げることができるか。もしそうでなかったら、なぜ読者はそこで働いているのか。またもしそうなら、読者はこの資源を最大限に活用しているか。

頭の隅で転職とか退職とかちらついてるので、こういうのには結構敏感だったり(笑)
今のプロジェクトで3人・・・だとすると、微妙。
そりゃいろいろ知ってる人はいるんだろうけど、あまりにも関わらなすぎ。
02:39:42 - miau - No comments - No Trackbacks - Permalink

2004年 8月 18日 (水曜日)

解析魔法少女美咲ちゃんマジカル・オープン!

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OFFICIAL WEB SITE(Flash とかあります)
はてな?

やねうらおさん+saxyunさんというわけわからない組み合わせのため即買い。

私は一応昔ゲームプログラマーを目指してたので、やねうらおさんは神のような存在で。
プログラミングに関するコンテンツとかも結構好きで、大学の頃よく見てたし。
その人が書いたクラック本となると買わないわけには。

で、ちょうど explorer.exe の解析とかしたい気分だったので読んでみました。

内容は OllyDbg を使ってプログラムの解析してみましょう、というもの。
対話形式で進めてるので出てきそうな疑問点とかも結構押さえられてます。

アセンブリの基本が解説されてるのはいいんですが、stdcall と cdecl の違いや、DLL injection の方法(さらに API Hooking の URL)とかも載ってて、ちょっとショック受けたり。
ちまちまがんばって身に付けてた知識が一冊の萌え本で網羅されてしまうのもなんだかなぁ。

という感じで良い本なんですが、欠点は後半(1種スーパークラッカー試験)あたりからかなりスピードアップすること。
スピード感というか臨場感があるのはいいけど、もう少し丁寧に解説しないと読む人結構きついのでは?
まぁ原稿間に合わなかった部分もあるっぽいし、本物の臨場感が如実に表れてるのかもしれない。

あと、サンプルコードがもっとたくさん欲しかったような。
1種スーパークラッカー試験も実際解いてみたかったし。


ちなみに萌え本としても合格でしょう。saxyun さんだし。
ていうか絶対新しいゴースト作る人いるよ。
01:06:38 - miau - No comments - No Trackbacks - Permalink

2004年 8月 22日 (日曜日)

SEのための見積りの基本 SEの現場シリーズ

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7/23 くらいの blog に「読みたい」みたいなこと書いてたら先輩が貸してくれました。

発注者、受注者それぞれに関して内部の役割(企画室/開発室、営業/PM/各種 SE)を説明し、開発の各局面で誰がどのような役割を担うか、というようなことが説明されています。
その過程でどのような見積りを行うことになるか、ということが説明されてあり、なるほど確かに見積もりの本なんでしょう。

ですが、個人的には見積もりに関する部分よりも開発プロジェクト全体の流れや、各局面において誰にどのような不満が生じやすいか〜という部分が参考になりました。


・・・えーと。以下欠点です(笑)

・見積りの本としては結構微妙だと思います。
 COCOMO が中心に据えられており、それに派生して WBS なんかも使ってますが・・・それ以外の手法(ファンクションポイント法とか)は語句の説明程度です。
 まぁ COCOMO は行数から規模が見積もれるので、私のような素人が今回のプロジェクトの適正な見積もりを出すには丁度いいんですけど・・・タイトルからしてもっと網羅的な知識が得られるのかと思ってました。
 そうならそうと最初に書いてほしいとこです。

・COCOMO の欠点をほとんど無視して話を進めています。
 プログラマから見ると「プログラムの行数が多い=下手なプログラム」という意識もありますし、COCOMO はそうすんなり受け入れられるものではありません。
 また、人月の神話やらピープルウェアで言われるような、コミュニケーションその他の要素にも言及されていません。 一言「実際にはもっと複雑なものになる」とか前置きがあれば安心して読めたんですけど・・・ちょっと不親切な印象です。(結城浩さんの本とかはこのへんしっかりしてるんですが・・・)

・図表もずいぶんわかりにくいものがあります。読み解くのにずいぶん時間食いました。

・用語なんかが私の思ってたのとずいぶん違う使われ方してます。
 フェールセーフとか回帰テストとかの説明読んでて「???」となってみたり。
 とはいえ私の知識がおかしい可能性大なのでもっと勉強してみないとなんとも言えませんが。


良くも悪くも経験に大きく頼った本になっていて、全体的に完成度の低い(記述にずいぶん偏りがある)本、という印象でした。
※文句ばっか言ってるみたいですが、良い部分は良いんですよ・・・
編集者やレビュアーがちゃんとしてればもっと良い本になったと思うんですが・・・このへんが名著と言われる本との違いなんですかね。
02:53:00 - miau - 2 comments - No Trackbacks - Permalink

2004年 8月 27日 (金曜日)

憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座―C++による実践的ソフトウェア構築入門

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憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座―C++による実践的ソフトウェア構築入門DDJ Selection - Amazon.co.jp

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憂鬱なプログラマなので読んでみました。
というか「100 冊」に入っていたので。

オブジェクト指向の本質を説明しつつ、C++ の OOP 的な基本も学べてしまうという一冊。
確かに UML じゃなく OMT を採用していたりで古く感じられる部分もあるんですが、オブジェクト指向の本質部分の説明は今でも通用するでしょう。

ただ、本書の半分以上を占める分析部分は UML とか勉強してる人にとっては退屈かもしれません。今更という感じで。
C++ のコラムも、C++ を使ったことがある人には常識でしょうし。
(とか言いつつ私は演算子のオーバーロードとか忘れてましたが・・・)

「全ての OOP プログラマに」だとか「Java やってる人にもオススメ」とか評されてますけど、やっぱり著者がターゲットとして掲げている
・C でのプログラミング経験がそれなりにある人
・オブジェクト指向に触れたことがない(or 挫折した)人
・OOP っぽい言語を使っているけど使いこなしてない人
あたりが読むのが最適かと。そういう人が読むと恐ろしくハマる本でしょう。


個人的に良かったと思うのは
・設計部分(今まで無意識にやっていたことが論理的に説明されてたり)
・コラム(モデリングの歴史とか、よく知りませんでした)
・最終章の末尾にある「オブジェクト指向の未来」〜あとがき(最初に読んでおくとモティベーション高まるかも)
あたりです。
08:28:12 - miau - No comments - No Trackbacks - Permalink

2004年 8月 30日 (月曜日)

Windowsはなぜ動くのか

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「なぜ」シリーズシリーズは結構売れてるみたいなので、一通り読んでみようと思いまして。

「Windows は〜」は確かこのシリーズの2作目。
とりあえず図書館でシリーズ全巻予約入れたらこの本から取寄せできたので、読んでみました。

総評としては・・・プロの SE や PG には退屈な説明が多いと思います。
一つ一つの説明が素人でも(たぶん)わかるレベルで解説されているだけなので。
ただ、範囲が結構広いので、それなりに経験がある人でないと「この本に載っている内容を全て網羅」ということもないでしょう。

ちなみに私が取りこぼしてた知識としては
・Windows の歴史(16 bit の頃の話とか)
・86 系 CPU のメモリ管理の仕組み(セグメント、ページングその他)
・プラグアンドプレイの仕組み
・クリップボード、DDE、ミューテックス、セマフォ
・NBT、UPnP
あたりがありました。
(とはいえ漠然としたイメージしかなかったものが少しはっきりしたという程度のものが多いんですが。)

Windows をホームグラウンド(?)にしてる身として Window の基礎知識は一通り押さえておきたかったので、まぁそれなりに満足な内容でした。
01:03:09 - miau - No comments - No Trackbacks - Permalink
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