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2004年 9月 02日 (木曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
「なぜ」シリーズの3作目。
ネットワークの勉強は結構やってる(情報処理試験とか CCNA とかで)ので、「全然勉強になりませんでした」という感想が書ければいいなと思いつつ読んでみました。
えー。やっぱり結構ありました。知らないこと。
・Socket ライブラリの細かい動作
・機器の呼び名、プライベートアドレスの範囲等の歴史的経緯
・MDI、MDI-X あたりの説明
・ケーブル(UTP、光ファイバ)まわりの豆知識
・プロバイダ内部の処理(第4章)全般
などなど。
よく考えたら TCP/IP 以外のところはかなり怪しい知識しか持ってないんでした。
ということでテクニカルエンジニア[ネットワーク]の補助としても結構使えるかもしれません。ところどころ妙に具体的なので。
まぁあくまで補助にしかなりませんけど。
本としては結構変わった構成になってます。
Web サーバにアクセスする際にパケットが辿る道を一章ずつ説明する感じ。
初心者にわかりやすいかは謎です。
あと章末のコラムが微妙。
Amazon のレビュー読んでて思ったことをちょっと追記。
・多くの人が指摘してる通り、図表の構成がかなり悪いです。
もしかして校正とかってページ構成の前にやってるのでは。
・やっぱりこの本の構成はわかりにくい様子。
雑誌に連載されてるのをそのままの構成で分量を増やした結果でしょうか。
こういう「読みやすさ」って部分は編集者やレビュアーあたりの指摘でかなり改善されるはずなんですけどね・・・。
2004年 9月 04日 (土曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
「100 冊」に載ってたので、デザインの勉強のとっかかりとして読んでみました。
デザインのあるべき姿を、実例をまじえつつ説明した本。
日常生活の各種道具に関して考察がなされてるのでわかりやすく、なかなか面白く読める本でもありました。
うまくまとめられないんですが、いくつか柱になるようなテーマがあって、
・人はミスを犯してしまうが、それはデザインに問題がある
・フィードバックや適切なシステムモデルを提供することで、利用者がそれを使いやすくすることができる
などなど。
この内容をソフトウェアデザインに活かせるか、ということですが・・・少なくとも以前より論理的にデザインの説明ができるようになったと思います。
また、デザイナーの立場からソフトウェア開発を見た場合の鋭い指摘なんかもあったりして、ソフトウェア開発者必見とか言われるのもわかる気がしました。
個人的にキーボードの話題が面白かったんですが・・・これはまた別項で。
(余談)
エモーショナル・デザイン (リンク切れたらすいません)ってのも出るらしいです。ちょっと気になります。
2004年 9月 09日 (木曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
出版社
Amazon.co.jp
Room KNEO(吉川邦夫の部屋)(訳者によるサポートページ。一応正誤表あり)
以前「10 冊に 1 冊は Perl 本読みたい」みたいなこと書いたのでとりあえず実践ということで。
C++ でいうところの Effective C++ みたいな本を目指して作られた本らしいですが、実際それっぽい内容になっててかなり満足。
個人的な位置付けとしてはラクダ本の復習+αって感じですかね。
一部知らない構文とかあったんですけど、古い構文なのか誤植なのか謎で。
p112 の
sub max_v_local {
local (.a, .b) = @_;
とか、p118 の
%param = (~defaults, %{shift()});
とか。
何かご存知な方は教えてください。
ちなみにサポートページの
www.effectiveperl.com は死んでるので例によって
Internet Archive 参照ということで。
Apr 24, 2001 以前のバージョンでないと内容がほとんどないという妙な罠も。
2004年 9月 17日 (金曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
今回のプロジェクトで自動テストなんかも取り入れてたんですが、標準化が甘かったこともありあまり周囲には普及せず。
標準的な Testing Framework を学んでおこうということで、読んでみました。
テスト駆動型開発の入門書として結構よくまとまってます。
単体テストの技術的な側面に書いてある本は今まで読んだことなかったので、導入に丁度よかったです。
色々な文献やリンクも紹介されていて、次のステップを知ることもできました。
文体がお気楽口調なので好みが分かれるかもしれませんが、私は結構好きです。こういうの。
というか本当に
これ とか取り入れてもよかったんじゃないかと。
サポートページに下書き原稿も公開されているので、興味のある方は読んだりリンク辿ったりすると面白いかもしれません。
2004年 9月 21日 (火曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
「なぜ」シリーズ一作目。(当初からシリーズ化の予定だったか知らないけど)
ようやく図書館で借りれました。
C 言語や Windows でのプログラミング経験があるから、今までの本と比べると知らないことが少ないなー・・・と思ってると、第10章と第11章がなかなか良かったです。
第10章は C をコンパイルするとどんなネイティブコードが生成されるか〜、という話。
CODE、DATA、BSS とかいうセグメントの話は
エキスパートCプログラミング だとか
C プログラミング専門課程 あたりに説明されてた気がするけど、DATA と BSS の初期化方法の違いまでは載ってなかったような(うろ覚え)。
あと、VB で作った .exe ファイルのネイティブコード載ってたけど Integer 型を使ってると C とは大差ないネイティブコードになっててちょっとびっくり。
JO とやらでオーバーフローチェックしてるくらいの差しかないんだもんなぁ。
第11章は割り込み処理まわりの話。
I/O ポートや IRQ の話、よく知らなかったので勉強になりました。
インラインアセンブラでのコーディング例も一応あるし。
という感じでアセンブラの復習にもなったしなかなか満足でした。
難があるとすれば、
・用語の定義とか解説とかがたまーに怪しい
・まだ説明してない用語が出てくることがあったような?
・アセンブラ、もうちょっと説明しとかないと謎な部分もあるような
・コラムが微妙
ってことくらい。
2004年 9月 25日 (土曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
衝動的に購入&2〜3日で適当に読了。
近いうちにサーバ用マシンを作ろうと思っているんですが、自作とかに関しても半端な知識しか持ち合わせてないもので。
例によって基礎をもうちょっと固めておこうかと。
読んでみると、やっぱり色々知らないこと載ってました。
これ読んでおけばあの時苦労しなかったんだろうなー・・・みたいな事柄もいくつかあったりして。
あと、各ページに用語の一口メモとか載ってるんですが、よみがなが書いてるので何気に助かったり。
(RADEON って今まで「らでおん」とか「れいどおん」とか読んでたけど、実は「れいでぃおん」らしい等々)
略語が何の略なのか書いてあるともっとよかったんですけどね。
で、萌え本に分類されると思うんですが・・・まぁその点でも OK でしょう。
たまに書いてあるネタも世代的にがっちりわかってしまいますし。
ただ
この方 の絵は主線&塗りが薄いので二色刷ページには向かない気もしなくもなかったり。
・・・やっぱりこの手の本は妙な感想で終わってしまいますね。
2004年 9月 30日 (木曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
次のプロジェクトがどういう業務なのかよくわかりませんが、何か役には立つだろう、ということで読んでみました。
一週間くらいで読んだことになってますが、普段接しない分野の話ということで取っ付きにくく、結構読むの時間かかったという印象です。
感想ですが・・・経験浅すぎるせいか色々と勉強になりました。
ただ、専門外の用語とかたくさん出てきて覚えきれなかったので、必要に応じてまた読み返すことになりそうですが。
高度情報処理試験対策としても良さそうです。
AE とか PM とかいずれ受けると思いますが、その前に読んでおくと色々イメージ湧きやすくていいと思います。
「試験に出る!」マークとかも入ってますし。
あと、個人的な感想ですが。
最近 SI 業務にちょっぴり興味湧かなくなってたんですが、この本読んで面白いと思えたので「まだこの業界で働いてもいいかなー」と思ったりもしました。
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