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2004年 10月 04日 (月曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
「なぜ」シリーズ四作目。
情報処理試験目前だってのに図書館で取り寄せできてしまったので駆け足で読了。(返却期限2週間なので)
えー・・・なんか簡単すぎてつまらない部分多数。
というかネットワークとか説明してるけど、以前のシリーズ(ネットワークはなぜつながるのか)で一冊かけて説明してたのに、また基礎から説明しようって魂胆が謎。
もしかして、同じシリーズ物って言っても前後の繋がりとかまるで無し?
と思ったらやっぱりそのようで。
あとがきに「70 歳のおじいちゃんに『前著(プログラムはなぜ〜)は難しすぎてわからなかった』といわれたので前よりもわかりやすく書きました」みたいなことが書いてありました。
ま、そんな感じで簡単と思わせるために嘘すら混じってたりして、あまり気に食わない本ではあるんですが・・・・それでも役に立つ部分はありました。
・回路図まわりの復習+DMA の仕組みとか
・抵抗のカラーコードの語呂合わせ
・ユークリッドの互除法/エストステネスのふるい(ごっちゃになってました)
・XML の復習(MathML の実例なんかも一応あり)
・システム開発全般(知らないことが結構あったのでちょっと反省)
もしシリーズ全部読むのであれば、最初に読んでおいたほうがいいです。難易度的に。
入社前に出会ってれば結構役に立ったと思いますけどね・・・。
2004年 10月 11日 (月曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
テクニカルエンジニア[ネットワーク]の勉強してると BGP4、MPLS あたりの知識が怪しいことに気づいたので、補助教材として読んでみました。
評判どおり読みやすい本で、知りたい部分はちゃんと頭に入ったと思います。
でも一冊で IPとルーティングの基礎、OSPF、RIP、BGP、MPLS だけを説明してるわけで、深い部分は結構深いです。(一応読んだけど、頭には入ってません)
でもそういう覚えなくていい部分は「このへんは飛ばして読んでもいいですよ」みたいなことが書いてあったりするので、安心して読むことができます。
OSI 基本参照モデルとか「もう飽きたよ」的説明がないのも個人的に嬉しかったり。
あと Cisco 製品での設定の仕方なんてのも書いてるので Cisco 系の試験対策にもなりそう。
という感じで全体的になかなか好印象でした。
2004年 10月 20日 (水曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
「なぜ」シリーズ5作目。
先週末やっとこさ図書館で借りることができたので、2日間で読了。
思えばこのシリーズを読み始めたのも本屋でこの本を立ち読みしたからで。
「このシリーズって入門書みたいなものと思ってたけど、メモリ構造とかデザインパターン、アジャイルやらアスペクト志向まで説明されてるの?
油断してると置いてかれるかも・・・」
なんて危機感を抱いたのがきっかけだったような。
以下、感想です。
・「オブジェクト指向を取り巻く環境はなぜ混乱しているのか」
ということについて、なかなか的を射てそうな分析がされてます。
この混乱に巻き込まれている人(なかなかオブジェクト指向に理解を示さない管理職クラスや、オブジェクト指向に挫折した初心者クラスの人?)が読むとかなりすっきりするんじゃないでしょうか。
・オブジェクト指向の経験者であれば、知識面で得られることはほとんど無いと思います。
でもオブジェクト指向を使いこなしている人であっても「オブジェクト指向」という言葉が何を意味するのか、初心者にわかりやすく説明する際に役に立つと思います。
すこし違った視点が得られると思いますので。
(その視点を受け入れるかどうかは人それぞれだと思いますが・・・)
・オブジェクト指向プログラミングでのメモリ構造に関しては「だいたいこうなってるんだろうな〜」と予想はしてたんですが、確証が得られたので満足。
・私は RUP、XP、アジャイルあたりがごっちゃになってたので、簡単な説明でしたがすんなり理解できて良かったです。
・章末に「より深く学ぶための参考資料」というコーナーがあって、次のステップへの道標があるのもポイント高し。
という感じで、5冊の中では一番気に入りました。
参考資料とかメモ取るの面倒だし、この本なら買っても良かったかも。
2004年 10月 22日 (金曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
昔とある CG 作家のひとが「かっこいい Web ページを作りたい人にオススメ」みたいなこと書いてたので機会があれば読みたいと思ってたんですが、今回 Web 開発の下地ということで読んでみました。
200 ページくらいの本ですが、図も多いし、内容も難しくないので結構さくっと読めます。
以下、例によって感想です。
・「誰のためのデザイン?」を読んだときも思ったことですが、デザインって結構理屈で進めるものなんだなーと。
これなら自分でもできそうだと思えてきます。
・後半は書体を利用したデザイン方法ですが、Old Style、Modern、Sans Serif といった文字種の意味がわかってちょっと嬉しかったり。
長年意味がわからずにいたので。
・書体の利用方法は、印刷物を前提とした説明になっているので、プログラムとか Web ページとかには適用できないような。クライアントがそのフォントをインストールしてないとダメですし。
PDF にフォント埋め込んだりもできるらしいですけど、やっぱり重いファイル嫌ですし。
・あくまでも「見せ方」の本なので、Web デザインの基礎という意味ではユーザビリティの勉強もしないとダメっぽいです。
SE が「ポータルサイトのデザインをしろ」なんて言われることはないと思います(さすがに専門の Web デザイナーに依頼するでしょう)けど、ちょっとしたフォームやページでもそれなりに自信をもってデザインしたい人に良さそうです。
2004年 10月 28日 (木曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
最近「結合テスト→バグ修正→リリース」というサイクルを繰り返していて、なんか無駄が多いなと。
単体テスト技法 or テストプロセス or リリース管理周りで参考にできないかなということで読んでみました。
印象としては、よくまとまった本だなと。
テストの本としては「
基本から学ぶソフトウェアテスト」より読みやすいので、一冊目にちょうどいいかもしれません。
(でも手法を体系的に説明したような本ではないので、最近出た「
体系的ソフトウェアテスト入門」のほうがより適切かも?)
あまり深い内容は書かれてなかったりするのですが、そういう部分は他の書籍が紹介されてるので安心です。
冒頭の問題に関しても、構成管理関連の本として「
ソフトウェア構成管理の悪夢」なんて本が紹介されてました。在庫切れっぽいですが、入手できたら読もうと思います。(いざとなれば
原著で)
あと付録のテストツール一覧とか、結構参考になりそうです。
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