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2004年 11月 09日 (火曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
10 冊に 1 度の Perl 本。
薄いから手軽に読めるかなー、というのと XML を思い出しておきたいなーという感じで、なんとなく読んでみました。
本自体は「O'Reilly が『Perl & XML』っていうタイトルで本を出したらこんなかなー?」という予想&期待通りの本で、特にコメントすることも思いつかないので個人的感想です。
確かに XML の基本と Perl の XML 系モジュールに関しては学べたけど、どうも目的意識が薄かったなと反省。
「Perl と XML を学びたい」ではなく「Perl で XML を処理したい」という明確な目的が出てから読んだほうがよかったかも。
読む上での基礎知識もちょっと足りない部分ありました。
特に最終章、
・Perl での OOP に慣れてない(AUTOLOAD とか言われても忘れてる)
・様々なモジュール(DBI、CGI、Apache 等)にも慣れてない
ということで、私にはちょっと重かったです。
理解が薄いので忘れるのも早そうだし、もうちょっと経験をつんでから読むべきでした。
2004年 11月 17日 (水曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
出版社
Amazon.co.jp
Amazon.co.jp のマーケットプレイスで入手できたので読んでみました。
前著「アンチパターン―ソフトウェア危篤患者の救出」を SCM(Software Configuration Management)に特化して書いたような本みたいです。
アンチパターン本ということで、こういうのが好きな人には楽しく読める本のはずです。
でもたまに難解な文章があるので非常に読みづらくなっています。冒頭なんか特に。
(とはいえ、難解と思ってしまうのは私の知識が足りないせいもあると思います。
前著読んで、プロジェクト管理&監査の勉強してればすんなり読めるのかもしれません。)
日本語訳はたまに違和感あります。
testing = 試験 と訳していたり(ex. ユニット試験、回帰試験)、無駄に「〜化」とかつけてみたり(ex. 統合化、統一化)。
検索してて見つけたサイト(
ニューヨーク引きこもり日記過去ログ(2002/06前半) - K's Index 6/13 のところ)ではもっと本質的なところで批判されてたりもしますし、余裕があれば原著読んだほうがいいのかもしれません。
さて、元々リリース管理なんかに関して知りたくて読み始めたんですが、実は SCM というのはもっと広い概念らしく、かなり勉強になりました。
うちの会社でこういうこときっちりできる人なんていなそうだなー、と思ったり。
というか SCM といったら Supply Chain Management しか知らない人とか多そう。
まぁそんな感じで、今回のプロジェクトもさまざまなアンチパターンにハマってます。
改善していきたいとこですが、私が下手にやっても「自称 SCM の専門家 アンチパターン」に陥りそうなので、身の程をわきまえた上でちまちま経験を積んでいこうと思います。
2004年 11月 24日 (水曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
今度のプロジェクトが PHP 中心ということで、
2ch Books ver.2 で入門書を探したわけですが。
「Perl 経験者ならさくっと読める」ということで一冊目に選びました。
とりあえず長所。
・確かに結構読みやすい本で、多言語の経験があればすんなり読めそう。
ちゃんと集中して読めたら 2〜3 日で読めただろうなー、というレベル。
・文法から始まって Cookie やデータベースの使用法等、必要最低限の範囲が押さえられてそう
(Web 開発の経験がないのでよくわかりませんが・・・)
・「Perl ではこうだけど、PHP では〜」みたいなコラムがたまにあるので、Perl 経験者が勘違いに陥るのを防止できそう
・かなり初歩的なとこですが、Apache や PostgreSQL、MySql なんかも勉強になったり
でもって短所とか気になる点とか。
・言語仕様の詳細に関しては色々と疑問が残る
(変数の扱いは Variant 型みたいな感じでいいのか、とか)
・DB と SQL の基本部分の説明は個人的に要らなかった
・サンプルがよくないとの批評あり
・情報が古いとの指摘あり
まぁこのへんの短所は入門書であること&出版日を考えれば納得できる問題ですので。
全体的に満足な内容でした。
2004年 11月 26日 (金曜日)
- 読了@技術書 on miau's blog?
ノンデザイナーズ・デザインブック で「見せ方」の基本を学んだところで、次はユーザビリティの勉強をしようと思いまして。
Jakob Nielsen の本とか読む前にユーザビリティの概要を押さえたかったので、目に付いたこの本を読んでみました。
まず、「はじめに」を読んでちょっと衝撃が。
「Web サイトにおいては、これまで推奨されていたデザインが逆に情報の検索を阻害する」
みたいなことが書いてあって。
・・・じゃあノンデザイナーズ〜読んでもダメじゃん。
読み進めてみると「確かにこんな造りだったら使いにくいよね」みたいな例が多々あって、なるほど納得。
「べからず集」的に利用するとよさそうです。
薄くてさくっと読めるし、統計っぽい裏付けもあるのでその点もポイント高いです。
サイトの目的を「情報の検索」に限定して論じているのですべてのサイトに適用できるわけではないですが、SIer が作るサイトはこの条件に適合してるので、個人的にはその点も問題なし。
問題は記述がちょっと古いこと。
・この本で推奨されている事項(「オートスクロールやアニメーションは使うな」みたいな)はもう実践されている
・Web に慣れた現代っ子は陥らなそうな落とし穴を指摘してる
・通信速度も上がってきたので「画像がなくても使えるように〜」というアドバイスはそれほど重要ではなくなっている
という感じで。
あと
Amazon.com で誰かに酷評されてるのも気になった。
確かに空白の多いサイトが上位に来てるし、どれくらいデータを集めたか明確にされてないし・・・なかなか的確な。
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