「古い本(2001年6月出版とか)だけど、CGI やるなら読んどけ」とかよく言われる本。
1 月半ばにぱらぱらと読んでみました。
期待通りしっかりした内容で、HTTP の説明に始まり CGI、HTML::Template、DBI、GD といった各種モジュールの使い方が一通り説明されています。
肝になる部分はほとんど知っている内容でしたが、FastCGI や mod_perl に関しては使ったこと無かったので、結構勉強になりました。
15章「CGIアプリケーションのデバッグ」と16章「優れたCGIアプリケーションを作成するために」に、CGI 作成する上での注意点とかがまとまってます。
CGI 関連のプロジェクトに参加したら、とりあえず読んでおいたほうがいいかと。
当然のように最新のフレームワーク等は載ってませんので、「この内容を押さえれば CGI は完璧」とは言えないのですが。基本をしっかり押さえるにはいい本でしょう。
「UNIX 使うなら読んでおいたほうがいいよ」とかたまに言われる本。
引越しのごたごた中、古本屋で見かけたので購入→引越しの合間に読了。
基本的に思想書なんですが、「小さいことは便利だ」「対話型インターフェイスは作るな」みたいなことが具体的に書いてあるので、プログラムにどういう機能を持たせるべきか考えるときに参考になると思います。
あと「梃子の効果」(小さな動作で大きな効果を生む)に触れられていて、ちょっぴり昔の方針を思い出しました。プログラムとかスクリプトとか、自分で溜め込んでないでどんどん外に出さないとなー、とか思ったりも。
思想書の類は久々に読んだけど、やっぱりこういうのは面白いです。
何冊かに一冊はこういう本を読んで、モティベーションを高めに保つようにしよう。