この業界だからなのかなんなのか、難しい性格の人ってのは結構いるもので。最近「話には聞いていたんだけどやっぱり一緒に仕事するときついなー」という人も多かったりして。「そういう人と上手くつきあうのって結構貴重なスキルじゃない?」とか思ってた時に図書館で見かけたので借りてみました。
以前読んだ
「とかく問題のある人」との接し方 に比べて、より専門的な印象。「難しい性格」の代表として 11 項目例示されていて、それぞれのタイプの基本的な考え方(思い込み)、その性格が役に立つケース、どうつきあうべきか(したほうがいいこと、してはいけないこと)が解説されています。
相手に理解することから始めて、無理なくつきあっていく方法が書かれているので、結構前向きな印象で良いです。その一方で「この本を読んで評論家気取りのことをするな」とも書いてあります。相手を「難しい性格」だと考てる原因は、あなた自身も「難しい性格」だからなのかもしれない、と。実際私に当てはまるような項目もあったりして、自分の性格を見つめなおすのにも役立ちました。
ちょっと読むのに時間がかかるかもしれませんけど、結構おすすめです。この著者の別の本も読んでみようと思います。