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2004年 6月 28日 (月曜日)

Winny事件を契機に情報処理技術の発展と社会的利益について考えるワークショップ

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Winny事件を契機に情報処理技術の発展と社会的利益について考えるワークショップ(タイトル長いよ)行ってきました。

雑感でいきます。

・「Winny は暗号化がヘボい」と言われてたけど、どうヘボいのか具体的に説明されてました。
RC4 で暗号化したデータと一緒に複号化用の鍵も送ってたようで。確かにそりゃダメでしょ。というか意図がわからない。

・Winny 使用の検出が容易、というのもよくわかった。で、share ってのはどうなんだろ?

・Winny 事件の事務局長(?)の方から話が聞けたのはよかったかも。「世間では○○と言われているそうですが、根も葉もない噂です」のような説明が結構あったし。どれくらい信じていいのかよくわからないけど。

・技術者が心配してたのは「金子氏(47 氏)の逮捕が情報技術発展の阻害になるのではないか?」ということ。これをいかに解決するか、というのもあったんですが。「我々はよくわからんから法律関係の人はちゃんと説明してくれ」という感じで落ち着いたんだろうか。

・P2P ネットワークが健全に使うためには〜ということでパネルディスカッションがそこそこ面白くなりそうだったんですが、やはり情報処理の専門家とと法律の専門家が入り混じっていたせいかまとまりのない議論になっていたのが残念。個人的には
 Winny をいかに有効利用するか?
 Winny に変わるものを作って有効利用できないか?
というあたりでじっくり話し合えたらと思ったんですが。

・Winny を使って or Winny に代わるものを作ってビジネスを展開する、ということに関して。DRM の専門家から「情報の偏在性(Scarecity)に基づくビジネスモデルは成り立たない」との意見が。
(元ネタは Secrets and Lies: Digital Security in a Networked World らしいですが)
で、Scarecity に対するものとして Timeliness? というのがあげられていて。ビデオの新作なんかは新しいから価値がある〜という話でした。
なるほど。しかしそうなると Winny の技術を生かすのも難しいですな。P2P の利点として情報の伝達が早い(Timeliness を全体的に向上させる)というのがあるわけで。
本当にこの技術を合法的に活かすのはアイディア勝負だなと、しみじみ。

・今後こういう形でワークショップを開くのであれば的を絞って議論しないと今回のようにまとまりなく終わってしまうと思うわけで。
スレッド式の BBS や ML を使うことでもまとまりのある議論ってのはできると思いますが、そのへんなんとか工夫して欲しいところ。

# とりあえず雑然と書きました。気が向いたら推敲します。
21:29:36 - miau - No comments - No Trackbacks - Permalink
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