仕事の効率化?とかについて色々載ってる本。帰省の往路(5時間くらい?)で読みました。
元々 GTD が気になって読んだんだけど、それ以外でも役に立ちそうなことがいくつか。
GTD はとりあえず試すとして、それ以外に紹介されてたツールなんかも役に立ちそう。
「勉強会のススメ」の項が個人的に結構よかった。前々から「社内(グループ内)で勉強会やりたいなー」とか思ってたけど、やる気出たので。
その他よさげな本も色々紹介されてた。読みたい本が色々あること思い出して、読書のモティベーションも高まった。
なんだかよくわからない経緯で貰った(?)本。気軽に読めそうなので帰省のときに持ってたんですが、復路であっさり(90分くらいで)読めました。
タイトル通り「こういう人は伸びる(幸せになれる)」「こういう人は伸びない(幸せになれない)」というようなことが書いてあるわけですが・・・自分はどちらかというと「伸びる人」に属するはず。「あー、これができてない人多いなー」と同調することも多かったりして。
ただ、当然のように「伸びない人」に分類される側面もちまちまあるわけで。こういう節を見ると、かなり痛いです。会社との付き合い方とか、悪いプライドの話とか。このへんは悔い改めようと思います。
その他の内容として、ソフトウェア開発者の一般像を客観的に捉えることができたのも個人的にちょっとプラスかも。
さて。この本をどういう人に薦めたいかというと、やはり「伸びない人」に属するような人です。具体的には、目次(技術評論社のページ参照)で「伸びない」「幸せになれない」項目にドキッとする人。
でも「伸びる人」に属するような人でも「自分の行動/考え方は間違ってなかった」というような確信を得られると思うので、とりあえずその辺の人に薦めまくってみてもいいかもしれません。
Subversion 使ってて、ブランチの構成に悩むことがあったので読んでみました。
ソフトウェア構成管理(SCM)というと本当はプロセス管理とか色々含むものだけど、狭義のSCM(リビジョン管理)についての本。
GoF みたいに「こういう場合はこのパターン」みたいな書き方ではあるんだけど、全てのプロジェクトで適用すべきと思える(「原則」とか呼ぶべきだと思える)パターンも多数載ってます。原則に近いパターンはソースコードの管理ポリシーを作るときに使えそうですし、ブランチ構成についてのパターンは、構成に迷ったときに参考になりそうです。
そんなわけで私にとって役に立った本ではあるんですが、プロジェクトメンバー全員が読むべき本というわけではないです。ソースコードの構成管理を行ったり、コードラインのポリシーを決めたりする人が読むべき本なので。プロジェクトで一人くらいこの本を読んでる人がいるといいよね、という感じ。
プロジェクトメンバにはどちらかというと
Subversion実践入門 みたいな具体的な本を読んだり、
PERFORCE ソフトウェア構成管理の高度な実践方法(ベストプラクティス) みたいなページを読んだりしてほしいです。
ちなみにパターンはツールに依存しない形で説明してあって、巻末に各ツールでの適用方法について書いてあるんですが・・・残念ながら Subversion に関する説明はありません。原著の発売時期を考えると仕方ないですが、邦訳は去年出てるわけで、この辺り補足して欲しかったところです。