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プロジェクトマネージャ(試験)

秋の情報処理試験はプロジェクトマネージャを受けてきました。
私のキャリアプランとは方向性が違うんですが、身近な仕事ではありますし、この辺押さえておけば PM をフォローすることもできるかもしれない、というような心意気で。




■今回の対策本

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情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2008年度版 (情報処理教科書) - Amazon.co.jp

翔泳社(目次とか)

例によって翔泳社の情報処理教科書シリーズ。午後I と午後II のみに焦点を絞った対策本ですが、なかなか良い内容です。これまで私が学んできたノウハウや「こういうのがあればいいのに」と思っていた部分がきっちり組み込まれています。

いくつか例を挙げると、こんな感じです。

・午後II の力の抜き方について書かれている
 世の中には本当に気合の入りまくった論文を書くように薦めてる人がいますが、そういうの見ると「論文って大変なんだなー」と怖気づいてしまったりします。この本には「ポイントを押さえてれば意外と受かったりするよ」ということがちゃんと書かれてるので、初めての人も安心できるかもしれません。

・午後II の試験の位置づけについてちゃんと説明されている
 ここが理解できてないと「経験を捏造して書く論文に何の意味があるのか」みたいな感じで効率が上がらなかったりします。(私が最初そうでした。)何度も受けているうちに、求められている能力は「『○○についての典型的な問題と解決策は何か?』というような問いに答えられる」「それを筋道立てて説明する」という至極真っ当な能力であることに気づいて、それからは比較的前向きに午後II に取り組めてるんですが、その辺りもきっちり書かれています。

ただ、欠点もいくつかありまして。

・たまに「筆者のホームページ を見てね」みたいなことが書いてあるけど、リニューアル途中で全然情報がない。

・「プロジェクト概要」用紙が実際のものと違ってた。ちょっと焦った。

ちょっと惜しいところです。

ちなみにすでに 2009 年度版が発売されています。「直近の(中略)と同傾向の問題が出題される」なんて分析をしてるのに、このタイミングで出すのはどうなんだろ?なんてことも一瞬思いましたが、来年から試験制度が変更され、プロジェクトマネージャは春の試験になるわけで。この本では半年程度の学習計画を推奨しているので、まあ仕方がないですね。

■勉強っぷり

上記の対策本ですが、気がついたら 2009 年度版が出回ってしまっていて、2008 年度版を入手できたのが試験の一週間前。その一週間(その 7 割くらいは最後の 2 日間)で一通り本を読みました。

午後I は書籍に載っている 6 問を 25 分目標で解きました・・・が、ほとんどが 25 分を超えてしまいました。本番では解答用紙に書き写す時間が必要だったり緊張したりで普段より時間食うはずだから、結構心配。

午後II も書籍に載っている 6 問を解きました。ただし午後II については実際に論文を最後まで書いたのは最初と最後の二問のみ。それ以外は骨子を考えて、プロジェクトの概要を書いて、設問アまで書いて。といったところまで。普段は設問アの練習なんてあまりやらないんですが、本に載っていたようにプロジェクトマネージャーの試験は設問アの前半は毎回似たようなことを書けたりもするわけで。その辺りの練習を心がけてみました。

ちなみに去年アプリケーションエンジニアに合格しているので、今回午前試験は免除されています。なので当日も 11:00 くらいまで CD-ROM に載ってた過去問を眺めたり、のんびりしてたんですが・・・これが失敗。

■試験

受験会場は目白大学新宿キャンパス。家でギリギリまで勉強してたんだけど、中井駅についてからもコンビニ探しながらしばらく歩いたり(結局コンビニ見つからなかった)で結構落ち着きない状態で試験に突入してしまった。

○午後I

ということで、完全に浮き足立ったままスタート。一問目は EVMS の問題で過去問でもやってるしこれでいくかー、と解き始めたけど、途中で知らない概念が出てきて焦ってしまって。結局問1 の後半が空欄のまま 30 分くらい経過。これじゃまずい、と問2、問3 と解いて、残り 5 分くらいで問1 に戻って。よく見ると簡単だったんですが、時間もないので 40 文字とかで書くべきところを 5 文字くらいしか書いてなかったりとか。

完全にアウトとはいえないけど、たぶん通過率は 3 割といったところ。冷静に解いてれば 7〜8 割に持っていけたような問題だったので、かなり勿体無い。午前試験の免除が裏目に出た形だけど、午前で足切りされるリスクと比べるとどっちがいいかなぁ・・・。

○午後II

今回も出題を元に広げていくスタンスなので、例とかが細かく書かれてるのを狙っていこうと思ったけど、問2、問3 が書けそうになかったので単純に消去法で問1 を選択。20〜25 分くらいで大枠が決まったけど、設問アの前半はすらすら書けるからもう少し粘ろう、ということで 30 分くらいのところまで論文の構成を練ってみた。ここは設問アの対策とかやっておいたおかげかな。

最終的には、設問アが 510 文字、設問イ+ウが 1860 文字とか。合計で 2400 文字書いてないとダメという噂もあるけど、たぶんそんなことない(前回とかそうだった気がする)ので採点対象にはなってると思う。出来は比較的そつなく書いたので、通過率は 4 割くらい?これで C 評価だったらちょっと方針変えたほうがいいかも。

午後I と午後II の通過率と掛け合わせると、1 割くらいの通過率かなと。

■反省

・一応一通りは勉強できたけど、もう少し早くスタートしてればよかったかな。

・午後I もったいない。CD-ROM 見るために家でギリギリまで勉強してたけど、もっと余裕もって行動すべき。というかあらかじめ印刷しておけばよかった。

・今回まではクレーンゲームでとった安物の時計を持っていってたけど、次回までにはちゃんとした時計(できればデジタルの)を準備しよう。でないと秒単位の勝負に負ける。(午後II で誤字に気づいたけど「まだ時間あるのかな」とかわたわたしているうちに時間切れになってしまった。)

■感想

とまあ出来はイマイチでしたが、勉強自体は面白かったです。よかったなー、と思った点を適当に羅列するとこんな感じ。

・PM の本来の業務領域が理解できた。自分の周りにはプレイングマネージャ的な人しかいなかったのでちょっと歪んだイメージ持ってた。

・PM の標準的な行動が何なのかわかった。過去の PM の行動を思い出して「ああ、あの人思いつきで言ってたんじゃなかったんだ」とか思ったりとか。自分の引き出しも増えた。

・PM の仕事が意外と面白いことがわかった。ただの管理職じゃないんだなー、と。

ということで、試験の合否によらず次回もまた受けたことのない分野にチャレンジしようと思います。システム監査あたり。

posted at 00:18:15 on 2008-10-22 by miau - Category: Exams No Trackbacks - Permalink

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Comments

のーどみ wrote:

素晴しい〜

どうしても大きな有名な会社の一部の人くらい(?)じゃないと、
プレイングマネージャとして、試行錯誤しながらやることになると思うけど、、
あり方や分掌が見えたというのは素晴しい〜

あとは、自分でやるとき、その定義に縛られなければ、、ねぇ〜

と、スポーツ選手とか武道とかと同じ境地だね。。

やっぱり、心の持ち様とその維持が今は、一番大事。
2008-12-18 17:40:30

miau wrote:

前半は守破離とかそういう話ですよね。私はそれほど PM っぽいことやらないので、それほどの境地に達することはないと思いますけど・・・基本を知ることができたのは本当によかったです。

心の持ちようも重要ですね。色々とモティベーション高い状態で取り組みたいとろこです。
2008-12-27 18:20:50

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