(2007/09/18 追記)
この変更は FFFTP 1.95 で本家に取り込まれました。詳細は
こちら。
(2006/11/28 追記)
さらにいじったものが
こちら にあります。
好みが分かれると思いますが、一応。
(追記おわり)
FFFTP。言わずと知れた国産 FTP クライアントですが、ちょっとキーボードの操作に難ありです。
ということで、ちょっといじろうと思ったんですが・・・ソースファイルが VisualStudio .NET 用のものになっているので、VC++ 6.0 でうまく開けないことに気づいたり。
ということで、
ffftp quick hack を元にちょっといじってみました。
ffftp-1.92-hack2.zip(ソース+バイナリ)
やる気ないのでファイル名等々は quick hack そのままです。
変更点はだいたいこんな感じ。
○ファイルリスト部分で Alt+D 押下すると、アドレスバー部分にフォーカス
Explorer や各種ブラウザ風。
ローカルファイルはローカルファイル同士、リモートファイルはリモートファイル同士の移動になります。
○アドレスバー部分で TAB 押下すると、ファイルリストにフォーカス
まぁ、上記の変更に伴って。
○ファイルリスト部分で Ctrl+M 押下すると、転送モード変更
ショートカット増えすぎても面倒そうなので、ASCII -> BINARY -> AUTO(-> ASCII)の順で変化するようにしてみました。
○ファイル一覧の読み込み直後、先頭のファイルにフォーカス
こうしておかないと、ファイル名の入力でさくさく移動できないので。
○ファイル一覧の読み込み中、アクセラレータキーが無効になっていなかったのを修正。
BackSpace 連打したりすると、挙動がおかしくなっていたので。
注意点としては・・・元の quick hack が Version 1.92 を元にしたものなので、Version 1.92a で加えられた変更が反映されてません。
一応、気をつけてください。
ついでに、ソースいじってる途中で undocumented っぽいショートカットとかに気づいたので、メモ。
メニュー辿ってもわからないショートカットとして、
・BackSpace で親ディレクトリに移動
・Return で ファイルを開く or フォルダ移動
・F2 でファイル名リネーム(メニューには Ctrl+N しか載ってない)
・ALT+Return で CHMOD(メニューには Ctrl+T しか載ってない)
あたりがあるみたい。
上の3つは直感的に使ってたけど、最後のは知らなかった。
ついでに、選択(Ctrl+S)に「ホストのほうが新しいファイルは除外」なんてオプションがあるのに初めて気づいた。
「選択するだけなら
MigemizeExplorer 使えばいいじゃん」とか思ってたんだけど、こういうオプションがあるんなら使ってもいいかも。
さらについでに。
追加して欲しい感じの機能を列挙してみる。
(暇だったら実装しちゃおうと思ったけど、手間その他を考えて保留)
○ローカルファイルとリモートファイルの比較
「ちゃんと新しいファイルがアップロードされてるのかな?」というときのために。
ツール周りを拡張してできないものかな、とか思ったり。
○FFFTP から他のアプリケーションへ D&D
こういうのができると、FFFTP をファイラ代わりに使えそう。
外部アプリケーションへの D&D に関しては資料が少ないけど、
WM_DROPFILEメッセージの引数の構造体は?
あたりが参考になりそう。
○リモートファイル一覧の列挙
たまに、mls * みたいなことができればなー、と思うことが。
○最後の n byte を表示
巨大なログファイルの末尾だけを見たいような場合に。
レジューム周りの機能をうまく流用すればできないかな、とか。
○Ctrl+TAB で別ウィンドウの FFFTP に移動
TeraTerm みたいな感じで。
○INI ファイルへの書き込みタイミング変更
現在は FFFTP を閉じるときに書き込まれる(?)
これだと複数起動時に変なことになっている気がする。