ソーシャルハッキングに関する知識を身に付けて、情報セキュリティアドミニストレータ試験に役立てよう、という目的で 2〜3 週間くらい前に読みました。
・・・というのは名目で、試験対策本をパラパラ眺めるのも飽きたので、気晴らしに読んだのでした。
トラッシング、盗聴、ピッキングと色々怪しげな技術が具体的に説明されてます。
それはそれで面白かったのですが、個人的に興味を覚えたのはハードウェアタイプのキーロガー。
ネットカフェとか PC 使うときは、怪しげなプロセスが動いてないかはチェックしてたけど、ハードウェアまでは調べなかったなと。
今度行ったら調べてみよう。
ちなみに美咲本みたいに会話形式で進んでいく本です。
情けない兄を妹が鍛え上げる、という大雑把なストーリーも同じで、アイコンっぽいので表情を表すところも同じ。
ただ、美咲本がハッカーとして成長する姿を描いてるのに対して、この本はストーカー(というと語弊ありますが)として成長する姿を描いているので、なんだかなぁと思ったりも。
あと、萌え本としては、美咲本のほうが上かなと。
なんだか筆者の主張と思しきものがところどころに見受けられるし、等身高めだから表情読みにくいし。