出版社
Amazon(
初版)
最近ヤル気ないので読んでみました。
「管理者向けだけど管理者以外も読んでおくといいよ」的な評判でしたが、その通りでした。内容が面白いし、忙しいのに3日間くらいで読んでしまいましたよ。
いくつか気になったキーワードを。
・触媒
「達人プログラマー」にも出てきた言葉だけど、ここでもこの言葉が使われてた。この本では技術力はなくてもその人がいるだけで意思の疎通が良くなる〜みたいな人のことを呼んでるのでちょっと違うけど。技術力がないと思っている人もじっくり観察してみようと思いました。
・プログラミングコンテスト
本当に魅力的。職場環境を把握するため、という意味合いも含んでいたけれど、普通に結束を高める&やる気出させるだけでもいいような。というか普通に楽しそう。・・・本気で提案してみようか。
・ホーソン効果
人は何か新しいことをやろうとしたとき、それをよりよくやろうとする(→生産性も向上する)という効果のことらしい。今度新しい技法を使いたくなったらこれをネタにして説得できそう。ただ、あまり一度に色々新しいことやろうとするな、という注意もあったのでそのへん気をつけよう。
・自己防衛的な管理/裃を脱ぐ
部下に任せなさい、というお話。結構「この仕事はあいつには無理だな」みたいな上司が多いので。んなこと言ってないでちゃんと教育すべきだと思うんですが。
その他「こうなると、部下は会社を辞めてしまう」みたいな話でうんうん頷いたり。世の中には良いオフィスや魅力的な上司がある(いる)ものだなぁ、と羨ましくなったり。色々面白かったです。
ただ、オフィスの環境っていうのにはあまり興味ないかも。そんな広い個室とかで作業しなくても、集中できるもんでは。まぁ作業場所が分散してたり、極端に狭かったり、照明がやたら暗いのはやっぱダメだと思いますが。