miau's blog?

人月の神話【新装版】―狼人間を撃つ銀の弾はない

出版社
Amazon 初版

「銀の弾丸」で有名な本。(でも本の副題は「銀の弾」。語呂悪いな)
プロジェクト(特に大規模の)が破綻しないためにどうすればよいのか?というお話。初版から 20 年の間に作者が考えたことに関して記述も追加されてるのは、新装版ならでは。
かなりプロジェクトマネージャ向け。プログラマーレベルの人が読んでもすぐに実践できることは少ないような。将来のために読んでおいたほうがいい本ではあるんですが。

以下、雑然と感想を。

・先にピープルウェアを読んでしまったせいか、本書でひとつのポイントになっている「人月の神話」に関してはあまり感じるところがなかった。当たり前じゃん、みたいな。

・例として 30〜40 年前の開発事例が出てくるけど何のことかさっぱりなので、却って退屈になってしまう。(これはまぁ仕方ないけど)

・本のタイトルだけ知っている人はソフトウェア開発のすべての局面において「銀の弾丸はない=魔法のような解決策はない」と悲観的になったりしないかとちょっと心配。筆者自身も「高水準言語を使うことでプログラミングの生産性は5倍になることもある」と書いているし。

・翻訳がなんか変。文章にわかりにくい部分があるのもそうだけど、変なルビがふってあるのがすごく気になる。たとえば「実現」に「インプリメンテーション」とかルビがついてたりするんですが。
「実現(implementation)」とでも書けばいいものを。

posted at 01:12:17 on 2004-06-19 by miau - Category: 読了@技術書 No Trackbacks - Permalink

TrackBack

このエントリにトラックバックはありません
現在トラックバックは受け付けていません。

Comments

No comments yet

Add Comments

現在コメントは受け付けていません。
お手数ですが、 こちら のコメント欄にでも記載していただければと思います。